主催: こころとからだで考える歴史のトラウマ 実行委員会
共催: 広島プレイバックシアター、ソーシャルチェンジプレイバックシアター研究所 後援: 鈴峯女子短期大学生涯学習センター、 日本ドラマセラピー研究所 お申し込みはこちら こころとからだで考える歴史のトラウマ HIROSHIMA STORIES
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●第二部の「プレイバックシアター」とは? 事前に準備する脚本のない、即興劇です。その場に居合わせた人の中から語り手が出て(座談会のように、その場で、話したいと思った人が話すかたちです)、その語り手のお話を、その場で、一切の打ち合わせなしで即興で劇として表現し、それを見る会場の参加者すべてでその語り手の方のお気持ちを分かち合います。 今回の企画は、被爆二世、三世の方や、被爆者の方、「ヒロシマ」と自分とのかかわりを考える戦後世代の市民の方、体験をお聴きしたい、私も語ってみたいと集まった一般の方、学生、が参加者です。 お話いただく方に、「ああ、話してよかった」「自分の思いを受けとめてもらえた」「ずっと抱えていた心の重荷を少し降ろすことができたかもしれない」と、そんな思いを持っていただけるよう、私たち劇団は、誠意を持ってその方の「人生」「存在」をお聴きしたいと思っています。 被爆二世、三世として、人生を歩み続けた、その一人の人の人生を聴かせていただく場。 被爆二世、三世として、人生を歩み続けた、その一人の人の人生に敬意を払う場。 そして、人生の、人間の尊厳に触れ、明日への一歩をまた踏み出していく場。 そしてまた、被爆者ではないが、「ヒロシマ」を考え続ける自らを、見つめる場。 あるいはまた、特に「ヒロシマ」を意識して生きてきたわけではない、そんな自分を、見てみる場。 …それが、今回の企画「戦後世代の受け継ぐ被爆ストーリー」プレイバックシアターです。 ● これまでに「広島プレイバックシアター」が実施した被爆体験継承プレイバックシアター公演での、参加者の声を一部紹介させていただきます。 ・ こういう伝え方もあったのか、という驚きがあります。観客が、ただ話を聞くだけではなく、一体となった感じになってしまう。 ・ 体験者の話(気持ち)を聴いて、即興劇を見ると、自分まで疑似体験したようでとても心に残りました。涙が出ました。 ・ 被爆者の心の中にある“思い”を受けとめる手段として、とても良い手法だと思いました。被爆の時の場面を再現することで、被爆者が感じていた気持ちに気づくことができたり、辛かった思いを知ることができると思いました。プレイバックシアターを見たのは今日が初めてでしたが、とても感激しました。こうした活動を通して私たちも改めて平和の大切さや自分達の幸せさに気づくことができました。こうした活動がもっと世界に広がれば良いと思ったし、私たちが平和への願いをし続けることが必要だと感じました。 以上の声は、被爆者の方のお話をお聴きしてのものです。このたび、5月11日の公演は、新たに、「被爆ストーリーを受け継ぐ戦後世代の体験や心情」を分かち合う場としての試みとなります。 |
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in Hiroshima!
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